ゲムフォレックスはDD方式・NDD方式どっち?<span class="pt_splitter pt_splitter-1">STP取引って本当?</span>

ゲムフォレックスに限ったことではないのですが、FXトレードをおこなっていく上で利用するFX業者がどのような取引の方法を採用しているのかという部分はとても重要になってきます。
基本的にはDD方式・NDD方式のどちらかになるのですが、ゲムフォレックスはDD方式・NDD方式のどちらを採用しているのでしょうか?
ゲムフォレックスの公式サイトのほうではSTP取引を採用しているという話もあるのですが、そのあたりも含めて掘り下げていきたいと思います。

ゲムフォレックスが公言しているのはSTP取引

ゲムフォレックスは公式サイトでいろいろな情報を公開&発信しているのですが、2021年6月時点でゲムフォレックスがDD方式・NDD方式のどちらなのかを明確にする文言というのは見当たりません。
ただ、その一方で、ゲムフォレックスは公式サイトでSTP取引の海外FX業者として自社であるゲムフォレックスの名前を挙げています。
STP取引というのはNDD方式における取引形態のひとつになります。
つまり、STP取引であると公言しているということは、実質的にNDD方式であることを認めているということもあります。

NDD方式とは?

STP取引であることを公言しているゲムフォレックスは実質的にNDD方式であることを認めているわけですが、まずはこのNDD方式がどのようなものなのかについて触れていきましょう。
NDD方式のNDDというのは、「None Dealing Desk(ノン・ディーリングデスク)」の略称でFXの約定の方式のことを指しています。
具体的にはトレーダーがインターバンクから直接購入するという形になります。
インターバンクというのはすべてのFXに関わる注文が集まる場所のことで、NDD方式の場合にはFX業者のディーラーが約定に介入することがないので、公平性がとても高い約定方式となっています。
また、ディーラーによる裁量の余地がまったくないのでトレーダーにとってもっとも有利なレートで自動的に約定する仕組みでもあります。
さらに、NDD方式においてはトレーダーの結果に関係なく、FX業者は手数料によって利益を得ることができます。
言ってしまえば、FX業者とトレーダーがWIN-WINの関係を構築できるわけです。
ただし、NDD方式の場合にはFX業者がその収益源をスプレッドに求めることになりますので、スプレッドが広くなる傾向にあります。
基本的にはゲムフォレックスを含めた海外FXの多くがこのNDD方式を採用しています。
そして、このNDD方式にはSTP取引とECN取引という2種類の取引形態があります。

ゲムフォレックスが公言しているSTP取引

STP取引のSTPというのは「Straight Through Processing」の略称で、顧客からの注文が一度FX業者を経由してインターバンクに流れる形態のことを指します。
FX業者をあくまでも通過するだけなので約定のスピードが早いですし、そこで人間の手が介入することもありません。
ただ、STP取引においてはFX業者を経由する際にスプレッドを上乗せされることがありますので、次で説明するECN取引よりもスプレッドが広くなる傾向にあります。
スプレッドがFX業者の利益となるわけですから、当たり前と言えば当たり前です。
一般的な海外FXにおけるスタンダードな口座ではこのSTP取引が採用されています。
ゲムフォレックスにおけるスタンダードな口座はオールインワン口座になりますので、基本的にはオールインワン口座でSTP取引が採用されていると考えていいでしょう。

もうひとつのECN取引

もうひとつのECN取引についてですが、ECNというのは「Electric Communications Network」の略称で、トレーダーの注文が直接インターバンクに流される形になります。
そのため、約定力はもっとも高い形となります。
手数料に関しては取引ごとに発生する代わりにスプレッドは狭く設定されていることが多い傾向にあります。
ECN取引ではスプレッドがほぼゼロになる一方で、取引ごとに顧客から支払われる手数料がFX業者の利益となります。
海外FXで「スプレッドゼロ」と謳っている口座はこのECN取引を採用していると考えていいでしょう。
ゲムフォレックスにもスプレッド特化型のノースプレッド口座がありますが、ノースプレッド口座に関しては現時点ではちょっと判断がつきません。

DD方式とは?

先ではNDD方式について触れましたが、今度はDD方式について見ていきましょう。
DD方式のDDといういのは「Dealing Desk(ディーリング・デスク)」の略で、トレーダーとFX業者が1対1で取引をおこなうことを指しています。
DD方式においては、FX業者のディーラーを通してトレーダーからの注文を約定させることになります。
要は、トレーダーがFX業者から希望する通貨ペアを購入する形になるわけです。
ディーラーが取引に介入するため、DD方式は取引としての透明性が低いとも言われています。
また、DD方式ではトレーダーの注文が必ず発注されているとは限りません。
なぜかというと、トレーダーが通貨ペアを取引しようとしたとしても、そのレートがFX業者にとって損失につながる場合もあるからです。
その場合にはディーラーからレートが再提示されて、希望したレートで取引をおこなうことができない可能性があります。
この現象を「リクオート」と呼びます。
基本的にDD方式においてはトレーダーの利益がFX業者にとっての損失につながりますので、FX業者にとって不利にならないように操作される可能性が考えられます。
仮に操作がなされたとしても、トレーダーのほうでは調べようがありません。
そして、このDD方式というのは主に国内FXが取り入れています。
ここまでの流れだと国内FXがあくどいことをしているように思えるかもしれませんが、国内FXがあえてDD方式を採用しているのにもきちんと理由があります。
それはズバリ、スプレッドです。
DD方式ではスプレッドが狭くなる傾向にありますので、このスプレッドの狭さを実現するために国内FXがこぞってDD方式を採用しているのです。

公言しているのはSTP取引のみでも、DD方式・NDD方式の両方を採用している可能性が高い

繰り返しになりますが、2021年6月時点でゲムフォレックスが公言しているのはSTP取引のみです。
そのため、実質的にはNDD方式の採用を認めているようなものなのですが、スプレッドの狭さなどを見ているとNDD方式だけとは考えられません。
つまり、ゲムフォレックスにおいてはDD方式・NDD方式の両方を採用していると考えるのが自然なのです。
DD方式・NDD方式の両方を採用することによってそれぞれのデメリットをカバーできて、両方のいいとこどりができるようになります。
ゲムフォレックスの使いやすさや人気の秘密というのは、DD方式・NDD方式の両方を採用しているところにあるのかもしれません。