
FXトレードをおこなっていく上で、今は海外FXの人気がどんどん高まっています。
実際に国内FXにはない魅力が海外FXにはあります。
ただ、海外FXを利用する上で気になってくるのが金融ライセンスです。
FX業者を選ぶ際に金融ライセンスを取得しているかどうかという部分がひとつの目安になってきます。
ここでは、海外FXの中でもトップクラスの人気を誇るゲムフォレックスの金融ライセンスについて詳しくお話していきたいと思います。
ゲムフォレックスは2019年6月に金融ライセンスを取得!
何年か前まではSNS上などでも「ゲムフォレックスは金融ライセンスがないからな~」といった投稿がよく見受けられました。
実際にゲムフォレックスは優良なFX業者でありながら、金融ライセンスを取得していませんでした。
ただ、今のゲムフォレックスは金融ライセンスをきちんと取得しています。
というのも、2019年6月に金融ライセンスを取得したのです。
ゲムフォレックスは取得したのはニュージランドの金融ライセンスで「FSP(Financial Service Provider register)」というものです。
いまだにゲムフォレックスが金融ライセンスを取得していないという噂がある理由
2019年6月にゲムフォレックスが金融ライセンスを取得したというのは、間違いなく事実です。
しかしながら、その一方でいまだにゲムフォレックスが金融ライセンスを取得していないという噂もあります。
その理由は主に以下の2つです。
金融ライセンス未取得の期間が長く、金融ライセンスを取得していない印象が強い
一部に取得したFSPを金融ライセンスと見なしていない人がいる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
金融ライセンス未取得の期間が長く、金融ライセンスを取得していない印象が強い
ゲムフォレックスは長く運営を続けているFX業者なのですが、金融ライセンスを取得していない期間のほうが長いです。
2019年6月に金融ライセンスを取得しているので、2021年6月時点でまだたったの2年しか経過していません。
もちろん、ゲムフォレックスも長い間、手をこまねいていたわけではありません。
FSPを取得するまでにも金融ライセンスの取得に向けていろいろなアクションを起こしていたのですが、諸々の手続きに時間がかかっていただけなのです。
努力の結果、ようやくFSPの金融ライセンスを取得することができたのですが、時間がかかってしまったがゆえに「ゲムフォレックスは金融ライセンスを取得していない」という印象が強く根付いてしまったわけです。
一部に取得したFSPを金融ライセンスと見なしていない人がいる
また、ゲムフォレックスがFSPの金融ライセンスを取得したものの、一部ではFSPを金融ライセンスと見なしていない人もいます。
なぜかというと、ニュージーランドにはFSP以外にももうひとつ「FMA(Financial Markets Authority-New Zealand)」という金融ライセンスがあるからです。
FSPとFMAを比較すると以下のような感じです。
FSP | ニュージーランド証券投資委員会が発行する金融ライセンス |
FMA | ニュージーランド政府の金融庁が発行する金融ライセンス |
要は、ゲムフォレックスが取得したFSPというのは政府直轄組織の発行した金融ライセンスではないわけです。
だからこそ、「FSPは正式な金融ライセンスではない!」と主張する方が一部で出てくるのです。
ゲムフォレックスが取得したFSPの金融ライセンスの難易度について
では、ゲムフォレックスが取得したFSPの金融ライセンスというのはどれくらいの難易度なのでしょうか?
FSPの金融ライセンスを取得するにあたっては、以下の条件をクリアしなければいけないと言われています。
ニュージーランドにオフィスを構える
ニュージーランドに構えたオフィスにコンプライアンスディレクターを雇う
ニュージーランドに構えたオフィスで顧客の管理手続きを取り扱う
ニュージーランドで法人登録がなされている
コンプライアンス検査を受けて合格する
正直なところ、FXトレーダーがこれだけの情報で金融ライセンスの難易度を判断するのは厳しい部分もあるでしょう。
ただ、ゲムフォレックスが取得したFSPの金融ライセンスは業界内ではその難易度を高めていると言われています。
もともと金融ライセンスを取得していない状態でも優良なFX業者としてその名をとどろかせていたゲムフォレックスなので、どちらにしても金融ライセンスを取得したことによってその信頼性を高めたと考えていいでしょう。
ゲムフォレックスが日本の金融庁から警告を受けているのは本当?
ゲムフォレックスの金融ライセンスについて調べていると、「ゲムフォレックスは日本の金融庁から警告を受けている」といった情報がチラホラ見受けられます。
「えっ、嘘でしょ!?」と思う方もいるかもしれませんが、これは本当のことであります。
ただ、注意しておきたいのが日本の金融庁から警告を受けているからといってゲムフォレックスに何か問題があるわけではないということです。
ゲムフォレックスも明確な理由があって、日本の金融庁への登録をあえておこなっていないのです。
ゲムフォレックスがあえて日本の金融庁への登録をおこなっていないのは、主に以下の3つが理由となっています。
最大1000倍というハイレバレッジを維持するため
追証なしのゼロカットシステムを採用し続けるため
豪華なボーナスを提供し続けるため
逆に言えば、ゲムフォレックスが日本の金融庁に登録してしまうと最大1000倍というハイレバレッジが最大25倍まで制限されて、追証なしのゼロカットシステムも豪華なボーナスも提供できなくなってしまいます。
ゲムフォレックスには他にもいろいろな魅力がありますが、それでも最大1000倍というハイレバレッジや追証なしのゼロカットシステム、豪華なボーナスといったものがなくなってしまうとしたらあえてゲムフォレックスを選ぶ理由がなくなるも同然です。
ゲムフォレックスがゲムフォレックスであるために、日本の金融庁には登録していないというわけです。
日本の金融庁から警告を受けている理由
では、ゲムフォレックスはなぜ日本の金融庁から警告を受けているのでしょうか?
それはズバリ、日本の金融庁に登録せずに日本人向けにサービスを提供しているからです。
日本の金融庁は基本的に「日本人向けにサービスを提供するなら日本の金融庁に登録しろ」という考えです。
これは別に日本の金融庁が偏屈なのではなく、日本の法律上、そういうスタンスを取らざるを得ないのです。
ただ、先でも触れましたが、日本の金融庁に登録するとゲムフォレックスならではの魅力やメリット、強みといったものはすべて消えてしまうことになります。
この点は一種のせめぎ合いとも言えるのかもしれません。
かと言って、日本の金融庁はゲムフォレックスに対して実力行使ができるわけではありません。
だからこそ、唯一できることとして警告を出しているわけです。